2010年10月31日日曜日

ポカライフ in ポカラ

ネパールの首都にあたる タメル地区を代表とするカトマンズにくらべ、自分たちはネパールの古都(たぶん)にあたる ポカラが大好きでした。ご飯おいしい&ヒマラヤ・フェワ湖もとてもきれい&のんびりな時間&ゲストハウスのクオリティの高さetc…2ヶ月生活していたポカラのおすすめポイント、どうぞ!!



レックサイド(街の中心地)のおおきな交差点のお店です。お店のおじちゃんのニックネームは、「ヘルメット」。お互いにヘルメットって呼び合ってました。




レックサイドのボート乗り場から北に400mくらい行ったところの、視界が開けたフェワ湖沿いのレストラン。とってもリーズナブルで、なに食べてもおいしかったです。




テンジン・ヒラリー(歩き方 参照)から、メインの通りに歩いていき、交差点の向かい側のトレッキング用品店です。ここでほとんど揃えました。K.C(オーナー)にはお世話になりました♫




レックサイド沿いには、LIVEハウスがたくさん!ドリンク代だけでいつまでも聴けちゃうので、とってもお得です♪




レックサイド〜ダムサイドに向かう途中のアーミーキャンプ入口から、道路はさんで反対側の中華料理屋さん。スープ餃子&フライドライスのセットは最高です!




レックサイドの無線LAN(Wi-Fi)が使えるカフェです。2階のテラスの居心地がよくて、よく長居しました(笑)無線LAN、ここは早かったです。




来ました!マンマ・ミア♫ここ抜きではポカラは語れません!!ポカライフ中、本当に毎晩、マルガリータ食べにいきました。パスタもいけます!ピッツァは、マジでおいしいです!!!ポカラで出逢った日本人の友達ともみんな、ここでよくたべました☆マルガリータ(30cm) 225ルピー&20ルピー(Tax)→295円でした。ぜひぜひ!お試しください☆★




ア二ール・モモ☆ダムサイドにあります。レックサイドからダムサイドにむかって歩いて、小さい橋を渡ってフルーツ屋さんの交差点を右に。その次の交差点を右にいくと、左手にあります。おとうさんこと、ドゥルガさん&おかあさん&息子のアニールさんと話をしにいくのもよし!おとうさん&おかあさんが、日本に働きにいってたときに好きになった日本食が、レストランで食べられます。中でも、おとうさんが好きな、カツ丼&みそ汁付き・155ルピー(186円)は、お腹いっぱいで毎日のお昼ご飯にしていました。情報ノートもあります♫
きっと、ポカラやネパールでお世話になった人たち、友達になった人たちはこのブログを読むことはできないけど、この場をかりて☆★
「本当に!ありがとうございました!!いい想い出、出逢いに感謝です☆★」
ps:ブログ内での価格&場所は、2010年11月の情報です。場所移転してる場合もあるかもしれません。ご了承ください☆1ルピー=1、2円換算です☆





2010年10月19日火曜日

神々の棲む山 in アンナプルナ

朝、いつも6時頃になると周りのトレッカー達も起き始めて、みんな徐々に出発して行きます。トレッキングを始めて、わたしたちもかなり早起きになりました!!ポカラのlazyな毎日と比べたら、アクティブ過ぎてヘルシー過ぎる毎日だわ。
さて、デオラリといえば、あとMBCを超えれば、残すはてっぺんABCだけなんだっっ♪♪今まで、「いやいやこんな坂あり得ないから」的上り坂の直後に、「はて今上ったのはなんだったのか?」とショックと驚きを隠せないまま、上った分すごい勢いで下る、そしてまた上る!!(泣)というもはや自分でも何をしているのか、何のために歩いているのか理解できない状況から、まだ解放されないけど、とりあえず上りきるんだ!!!がんばるぞ〜♪・・・と燃えておりました。 
この時期はトレッカーも増え始めて、ガイドもしくはポーターなしじゃ宿を取るのがだんだん難しくなってくるのですが(ガイドは電話して、ポーターは先に行って宿をブッキングしてしまうからです。)うちらはデオラリで宿が一緒だっためっちゃ歩くの早いアメリカンなおっちゃんとそのガイドさん(ナイナイ岡村似)が、「俺たちが先に行って宿取っててやるぜぇ〜♪でも絶対来いよ!!!」って言ってくれたので、宿の確保は彼らに丸投げして、ゆっくり行けることになりました。




そしていつも通り・・・いや、後は緩やかな上りだと信じて疑わなかった、私と勝のラストスパート(スピードはさらにいつもの2分の1くらい。笑。泣。)が始まりました。


ABC到着。。。感想。。。酸素薄いよ〜(T_T)意識朦朧としたじゃんか〜!!だいたい(あくまで、大体です)緩やかだけど、めっちゃきつかったでした!!!途中、勝に話しかけられても、全てシカト。頭うまく回転しないし(日頃から回転遅いのに)、喋るだけで体力が奪われる感じがしたので、もうひたすら前に進むので必死でした。酸素って大事ですね。でも!!!景色はすばらしかった。山を登るのが好きな人の気持ち、とても分かる。私たちは本格的なトレッキングは初めてだったし、山は眺めるものだと思ってたけど、登ったら更に素敵な世界が広がっていました。


確かに酸素はもっとほしいけど、目の前に広がるヒマラヤとか、きれいな澄んだ小川とか、何よりも空の青さに感動!!私は生まれて初めてこんなきれいな「青」の存在を知りました。そこに存在してるのが不自然なくらい、浮き出るような感じ。そう感じたのは私の今までの「青」とは比べられないものが、そこにあったから。写真では伝わりきれないだろうけど、本当みんなに見てほしいよ〜!!!!






本日のお宿は、、、なにやら日本人率が高い様子、、、。今までポカラでは、たくさんの日本人の旅人の方とお会いしましたが、山にこもって数日、出会った日本人はおじちゃん(ヘリで来た!!!)一人だけでした。そこで出会ったのは、一人旅好きの50代半ばくらいのキュートなおばちゃんと、そのお友達で山好きなおばちゃんの2人組。と、なんと、噂には聞いていましたが、日本人のおじちゃん5人くらい+ポーター7人くらい+専属シェフつき!!!おじちゃんたちは、刺身以外は食べたい日本食を専属シェフが何でも作ってくれるんだって〜。日本食がちょっと恋しかった山の修行生活。おじちゃんたちがちょっぴりうらやましかったなあ。ABCに2日は滞在しようと思ってたのですが、2人とも軽い頭痛が収まらなかったので、下りる事を決意。色んな姿を見せてくれたヒマラヤ。私も勝もとても満足でした。でも私たちの一番のお気に入りは、夜、澄んだ空気の中、月明かりに照らされてそびえ立つヒマラヤの姿かな。とても魅力的な場所でした。本当に聖域と言われる場所に足を踏み入れた感じでした。


と!!いうことで、後は下りるのみ。うれしい!!!今まで、きつくて、くじけそうになって、でも帰るにも歩くしか移動手段ないし、同じ歩きなら上ろうと思ってここまできました。でも、目標達成したし、自分に恥じないで帰れる!!ほんと、すごい達成感なんですね。山登りって。でも、私はもういいです。やっぱり山は遠くから眺めようと心に決めて下山しましたとさ。

帰りは、ここまで順調に来たのに、目的地がフルで宿取れず→次の村まで歩く→フル→次の村まで歩く(泣)を繰り返してようやく寝床をゲット。途中、足のまめがつぶれて激痛が走ったり、足下がふらついて、転がり落ちそうになったりしたけど、でも無事に宿取れてよかった、、、。次の日は疲労がピークに達していたので、そのまま同じ宿で休憩して、後は結構順調に下山しましたとさ。帰りのバスはルーフトップでしたとさ。(ルーフトップ気持ちいいですよ♫たまに電線ひっかかりそうだし、木とかにぶち当たってちょっぴり痛いけど、おススメです!)



☆トレッキングあかね的感想☆
結局行ってよかったって思える一番の理由は、景色じゃないんです。ツィリンと逢えた事なんです。私はポカラの最初の日に、チベタンの洗礼を受け、かなり苦手になってました。(ブログには軽くかわしたみたいに書いてるけど、実際かなり手強かったです。)だから、ツィリンが、あまりにもかわいくていい子だったので、私の中のチベタンへのイメージがかなり変わりました!もちろんいい方向に♫同時に、彼女達が難民である事をとても悲しくおもいました。彼女は、チベット人ですが、ネパールで生まれネパールで育ち、チベットへ帰れる日を願っているけど、それは実際すごく難しいと思います。チベットは今や中国の一部でしかないという事実。もう、あそこは中国になっちゃってるんだ。自分たちの故郷を追いやられて、たくさんの仲間達が殺されて、それでもダライ・ラマの教えに従い、非暴力を貫くチベット人。私たちと同じ顔をしてるから尚更、人ごととは思えなかった。何か私にもできないかなって心から思った。彼女達はパスポートすら持てない。だから、「また会おうね。」って言ったて、私がネパールへ来て、更にこの山奥まで会いに来るしかないんだ。それでも絶対会いにくるって約束しました。「私たちの事忘れないでね。」ってツィリンが左腕につけてくれたミサンガを眺めながら、ツィリンたちや、あの美しい景色をこれから何回も思い出すんだろうなあ。

   



2010年10月5日火曜日

はじめてのトレッキング in ヒマラヤ





出発の前日からまさるが風邪をひいて、2日間休んでトレッキングがはじまりました。今回、日本人のトレッキングに行った先輩たちの、
「ガイド&ポーターはいらないよ。」を参考にさせていただき、ふたりで行くことにしました。ポカラからバスで40分のフェディってところからスタートです!

今回、自分たちが挑戦するのは、アンナプルナ・ベースキャンプ(地元ではABCというみたいです。)までのトレッキングです。ネパールの人たち曰く、「easy,easy」とみんな口をそろえて言うトレッキングです。まったくトレッキングするつもりがなかったので、防寒着も何も持ってませんでした。ポカラでの1ヶ月分の生活費に相当するお金をトレッキング用品につぎ込み、準備万端で出発しました。が、最初のダンプスってところまでの上り坂で、なにかおかしいな?っておもいました。90分で登れるはずのところが、自分たちは3時間かかっていました。日本人旅行者たちの頼みの「地球の歩き方」にも90分と書いてありました。緩やかと聞いていた上り坂は、いままで登ったどんな坂よりもキツく、自分たちがポカラで毎日、マルガリータ食べていたツケがここにきたかんじでした。2日目、3日目とどんどんキツくなっていき、2日の休憩をはさんでABCに着いたのは、9日目のことでした。2泊するつもりだったのに、ふたりとも軽い高山病にかかり1泊で下山しました。結局、ぜんぶで15日間のゆっくりx2なトレッキングでした。

<フェディ〜ダンプス>
ものすごく急な坂を3時間歩いて頂上へ。そこからダンプスの村を抜けてゲストハウスまで1時間でした。棚田がとてもキレイで、ポカラとは全く違う世界が、こんなに近くにあるんだとびっくりしました。下校途中の子供達が迎えてくれた、トレッキング最初の村です。

<ダンプス〜ランドルック>
筋肉痛で目覚めた2日目。荷物のパッキングに時間がかかり、8時スタート。ネパリーフラット(上り坂)が続いたとおもったらずっと下り坂。登っては下ること8時間、なんとか雨に降られずにランドルックに着くことができました。上りは体力が奪われ、下りは足に来ます。夜ご飯中は、ふたりとも足が笑いっぱなしでした。

<ランドルック〜ジヌ>

前日の夜、地元のひとに聞いたところ、ジヌまで2時間。ゆっくりで3時間だって、言われちょっとそこまでのかんじで9時スタート。着いたのは15時、6時間後でした…。ここは近くに温泉があって居心地がよかったのもあって3泊しました。ふたりとも足がまめだらけで、これ以上歩けませんでした。


<ジヌ〜シヌワ>
前日までの失敗をふまえて、地元のひとのHow long〜は当てにしない&早朝に出発しました。2日間の休養が功をそうして、以前より筋肉が着いたのを実感。みんなが難所といっていたチョムロンの登り坂も楽々クリア♫足のまめは治ってないけど、このペースならドンドン進めちゃう「気」がした2日ぶりのトレッキングでした。


<シヌワ〜バンブー>
この日は、友達のようじさんに勧められた、
「竹の子カレー」を求めて、1区間先のバンブーまででした。意外にもここはたくさんのゲストハウスがあって、勧められたゲストハウスの名前を忘れちゃったけど竹の子カレー、おいしかったです!バンブーだけあって、ここら辺は竹林がたくさんありました。

<バンブー〜デオラリ>


ここから先は、下りなしのキツい上り坂が続きます。バンブーが2,300mくらい。そこからひたすら登ってデオラリが3,200mくらいだったとおもいます。夜は寒くて、いつも歩いている時にかさばる寝袋が大活躍!山の夜はとても冷えました。最近、トレッキングするひとが増えて来たような…onシーズンになりました!