2011年1月18日火曜日

マハラジャのまち in ジョードプル





アジメールから列車で6時間くらい。スリーパークラスで移動して2人で175ルピー(約350円)・・・。や、、安い。。着いたのはジョードプルです♫
着いたのが夜8時と少し遅めだったので、取りあえず宿をゲット。私たちが泊まったのは『ヒル・ビューゲストハウス』という所です。そこのテラスから眺めるジョードプルの景色は最高で私たちのお気に入りの場所でした。


着いた初日、「はあ〜疲れたね。」とまさると2人でテラスから夜景を眺めていたら、ゲストハウスのレストランでご飯を食べていた日本人の男性に早速出逢いました。「屋上で韓国人のコ達と飲んでるので来ませんか」と誘われて、行ってみて出逢ったのが、日本人の女の子『みっちゃん』でした。みっちゃんとはかなり縁があったようで、その後もジョードプル滞在中よく一緒にいました。彼女は南米に2年いたことがあり、その滞在中の話があまりにも衝撃的で、時には真剣に、ときには(ほとんど)涙が出るほど笑いながらその珍道中を聞かせてもらって、日が暮れた日もありました。




本当に世の中には色んな人がいるよ、お父さん、お母さん。私は田舎育ちだから、目を丸くすることばかりです。
そしてみっちゃんが、どこからか連れて来てくれた熊さんみたいに大きな『ジュンさん』。ジュンさんは鹿児島実業出身でサッカーしてて、なんと全国で2位に輝いたらしいですよ、お父さん。私たちをいつも熱狂させてくれる実業メンバーです。ありがたや・・・。 


ここで出逢ったみっちゃんとジュンさんは、ジョードプルでよく一緒にいて、その後ジャイサルメールでも一緒でした。ジョードプル駅にジャイサルメール行きのチケットを買いに行く時も一緒で(インド人と喧嘩したあげく買えませんでしたが)みっちゃんはジャイサルメールへの移動も一緒にしました☆こんなに毎日一緒にいたのは・・・多分ネパールで逢ったヨシさん以来かなあ?ヨシさん元気!?
みんな、こんなでこぼこ夫婦な私たちとたくさん絡んでくれてありがとう☆まさるとあかねは幸せ者です!!!
・・・と、ジョードプルは人との出逢いが強烈だったので、人のことばかり書いていますが、観光もちょっとしました!!!





まずはウメイド・バワン宮殿☆私たちは勝手にマハラジャ・パレスとよんでいました。今もマハラジャ一族が住んでいる、豪華な宮殿です。安宿が集中している、クロック・タワー辺りからはかなり距離がありました。その上、行きは遠回りしてしまったらしく、歩いて2時間くらいかかりました。帰りは半分くらいで帰ってこれたので、かなり遠回りしたと思われます。
マハラジャ・パレスは併設の博物館が50ルピー(約100円)。パレス内にレストランがありますが、一人2000ルピー(約4000円)は払わないといけないと言われて断念しました。キレイでしたが、まあわざわざ行くまでもないかもしれません。





そして、ジョードプルといえばココ!!!メへラーンガル砦です★☆
入場は一人300ルピー(約600円)とかなりお高めです。インド滞在中のそこのあなた、出し渋るお気持ちも分かります。でも、ここはかなりよかったです。エントランスでオーディオガイド貸してくれます。それも日本語!!!とっても分かりやすかったです。建物の保存状態もよく、実際の大砲の跡やら、実際に使われていた剣やら何やら残されていて、居心地もよかったしブルーシティーも見渡せます。私たちは何時間もじっくり見させていただきました★☆





ジョードプルは1週間しかいなかったけど、とても中身が詰まっていて楽しく過ごせました。おもしろい日本人に出逢えたり、ドイツ人のおじいちゃんと夜景を見ながら一緒にご飯を食べて、また違う人生観の話を聞いたり、宿のオーナー家族達にイスラエルのカードゲームを教えてもらってプレイしたり、メへラーンガル砦もすごく素敵だったし、想い出深い場所になりました♫



<あかね>









ちょっとヨリミチ in アジメール

プシュカルに滞在中、バスで30分の隣町アジメールへもちょっと遊びに行きました。プシュカルがヒンドゥーの聖地なのに対し、アジメールはイスラムの聖地らしいです。
私たちは、あんまり観光スポットには入らず町をブラブラしていましたが、プシュカルでは食べられない肉を食べたり、バザールもツーリストエリアのプシュカルとはひと味違い、地元な感じで楽しかったです。



私たちがブラブラ歩きながら辿り着いたのは、プシュカルのそれとは比べ物にならないくらい大きな湖(水は汚い)。そこは大きな公園になっていてインド人がいっぱいくつろいでました。私たちは、湖の近くでしばらくボケーっとしていたのだけど、隣に少年が座って私たちの方をジーっと見ているのに気付き、目が合ったので取りあえずニコっと笑って挨拶がわりに首を斜めに傾ける仕草をしてみました。(インド人もネパール人もYESの意思表示とか、目が合ったときとか、首を斜めに傾けるんですよね。私はこの仕草がかわいらしくて好きなのです。)それでその子もニコってして、帰る時もバイバイして立ち去ったのです。
それで終わればよかったのですが・・・「ハロー!」と呼び止められて振り向くと、手を出して「100ルピー。」・・・はああああああ。一瞬で気分は台無し。その子は物乞いではありません。きれいな服を着ている、一般家庭の男の子だと思います。
インドにはたくさんの物乞いがいます。でも、本当に困ってるわけでは無くて、外国人を見つけると取りあえず「スイーツ!!」とか「マネー!!!」って手を出してくる子供達(たまに大人)も、いっぱいいるんですよね。だから、子供達と接する時に、またお金とか言われるんじゃないかなあって頭の中にあったりして、ちょっと恐いし、言われるとやっぱり悲しくなります。そしてどっと疲れます。これさえなくなれば、インドの子供達って人懐っこくてかわいいし(みんなじゃないけど)もっと仲良くなれる気がするのだけど・・・。



あともうひとつ、私たちが行ったところは『アダーイ・ディン・カ・ジョーンプラー』。ここは、アジメールの中で一番行きたかった所です。でも狙って行ったわけでもなくて、歩いていたら、インド人に「あっちだ。」と言われ(何も聞いてないのに)行ってみたら辿り着けた感じでした。
ここはインド最古のモスクのひとつで、イスラーム勢力が侵攻した際、ヒンドゥー寺院などを打ち壊した石材を使って「2日半」で建てられたと言われているそうです。その彫刻は本当に素晴らしくて・・・感動・・・・している間もなく、インド人にわっさ〜と囲まれ『一緒に写真撮ってくれ』攻撃☆しばらくしてそれが終わると子供達に囲まれて『俺たち写真に撮ってくれ』攻撃☆★自己主張強過ぎだから。
結局モスクはあまり見れず、追われるように(いや、追われながら)出て来たけど、ここはおススメです。外国人が珍しいらしく群がられますが、素敵でしたよ♫
プシュカルを訪れる方は、お隣のアジメールまで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません☆




<あかね>






2011年1月5日水曜日

安息の地をもとめて in プシュカル

ハリドワールから列車に揺られて約16時間ちょっとで、次の目的地プシュカルの最寄駅アジメールへ到着です☆
私たちは2人とも乗り物酔いが酷いので、どこへ行くにも電車です。でもこの時期はインドといってもかなり気温は下がり、白い息が出るほどで・・・寝袋を持っていない私たちは眠れないほど寒い!!!結局私はちょっと寝ただけ、まさるはほぼ一睡も出来ずに朝を迎えました。


睡眠不足の私たちは、電車の中で疲れきっていました・・・が!!!やっぱりほっといてくれないインド人。私たちに興味津々の男の子2人組。話しかけるわけでもないのに、ほぼ真横くらいで私たちをガン見。でも私たちは本当に疲れていたので相手にせず。でも、それからまさるにチラチラ絡みだしたので、これは私が相手をせねばと思い、この子達にとって私たちが初めての日本人との対面なら、いい印象を持ってほしい!!と思って本当はだるかったけど(笑)ここぞとばかりに絡んでみました。結果、彼らのお母さんからおばあちゃんまで集まって来て、わいわいと楽しそうだったし、弟くんはその日(12/25)が誕生日だったみたいで「おめでとう」って言葉を言っただけで、すごくキラキラした笑顔で喜んでくれたので、移動で疲れてたけどこっちまで元気になっちゃいました。



アジメール駅からプシュカルまではバスです。ただ、駅からバススタンドまではけっこう離れてます。っていっても3キロくらいなんですけど、情報を勘違いしてた私たちは150メートルくらい歩けば着くと思ってたので、バックパック背負いながら疲れた体にむち打ってキツかったな。プシュカル行きは一人9ルピー(約18円)です。でもプシュカルからアジメールへ来る時は7ルピー(約14円)でした。なぜ違うのかはよく分からないです。分からないときの理由は取りあえず「まあ、ココ、インドだしね。」



そして、着いたのはまたまた何故かヒンドゥーの聖地、プシュカル!!!私たちは何故かルートが聖地巡りになっていて、この前インド人にもつっこまれました。でも私たちの目的は、バイク。ただただ、安いバイクを手に入れたくて、来たんだよプシュカル。



あと、インド料理以外が食べたいそこのあなた!!ここの町はピザとかパスタとかがおいしいお店も数件発見しました☆他は名前覚えてないけど、私たちが通っていたのは、『OM SHIVA Buffet Garden Restaurant』です。ここはWi-Fiサービスを始めたばかりで、フリーでした。他の所は大体一時間30ルピー(60円)くらい取られちゃうので、ここでご飯を食べてあとはネット三昧で過ごす日もありました。でも、今プシュカルも含まれるラジャスターンという地域はストライキ中らしく、物資が届かず物価が上がっている状況らしく、このレストランももともとはビュッフェスタイルらしいのですが、今は不可能らしく普通のレストランです。あと!!!ここがオリジナルらしいのですが、ガイドブックに載ってから、全く同名のレストラン(ビュッフェ形式)が増え、今では全く関係のない同名レストランが町に数件あるそうです。だから、もしこのブログを見て行ってみたいなあというそこのあなたは、どうぞコチラへ!!!(Wi-Fi高速です♫)




プシュカルではまさるが熱出したり、インドには珍しく高速Wi-Fiを使えたこと、ゲストハウスの部屋がかなり居心地よかったことなどの条件が揃い、また私たちお得意のlazyしちゃいました〜。あはは。でも、ここのメインは湖だし、それは毎日見ていたし、ブラフマー神の奥さんのお寺(山の上)にも一応上ってみたし、ちょっとアジメールにも行ったし(明日も行く予定。あくまで予定)何もしてないわけじゃないですよ!!!


こんなにも、プシュカルに長居したのは、バイクを探していたからなのだけど、うちらの出せる金額が低いこともあり、本当に何故か縁が無かったので、今回はあきらめることにしました。インドは広いし、バイクで走ったら最高に気持ちいいだろうと胸躍らせていたけど、こんなにも縁が無いのは、買うなと神様(牛さん)が言ってるのかも・・・と思って断念。残念。



あさってにはジョードプルへ向かいます。『プル』って「城壁に囲まれた町」って意味なんですって♫ラジャスターンは『プル』が付く町名が多いです。その昔、イスラム勢力と戦うヒンドゥーの戦士、ラージプート族の本拠地となっていたらしいので、納得。そうゆう歴史って心ひかれますよね。私、城壁大好きです。いってきます!!!



<あかね♫>










あかね目線のリシュケシュ





リシュケシュではとても穏やかな毎日を送りました。
わたしはもともと日本でもヨガとかアユールヴェーダに興味津々だったので、この町はとても魅力的でした。ここに住んでいるインド人は割としつこくないし、ヨガやアユールヴェーダに興味がある女の子だったら、キッチン付きのフラットなんか借りちゃったりして、長期滞在もおススメかなあと私は思います。でも、ヨガしないなら、正直することないかも。まさるはまさにそんな感じでした。


ちなみに私がヨガを学びに行ったのは、「Shivananda Ashram」 というところです。料金は寄付式。先生は日本人の方でしたが、ヨガ中は分からないからといって日本語で教えてくれることは多分ないと思います。私の時は無かったです。だから分からない時は、ベテランさんを横目でチラリと見て確認してました。間違ってたら、先生が直してくれます。でも、先生は少し国を出られるみたいなので、しばらくレッスン自体がなくなるかも。他に教える人がいたら、あるそうです。もし興味があったら、レセプションにに行けば色々と情報もらえますよ!ヨガ以外も色んな?クラスが寄付式で受けられるし、予約なども特にいらなくて、時間に間に合うように行けばいいだけなのでトライしてみるのもいいかも。



他にも、リシュケシュにはたくさんヨガ習えるところがあります。が!!やっぱり観光客目当てのビジネスヨガ的所もたくさんあるみたいです。だから本気で習いたい人は、ヨガを学んでいる日本人や外国人、地元の方からおすすめを聞いて情報収集してくださいね!あと、残念ながらアユールヴェーダは挑戦しなかったので、もし南インドに行った時は機会があればチャレンジしたいなあって思います。



リシュケシュでは、まさるとバイク探しに奔走したり、ヨガしたり、私たちのインド行きのきっかけになった素敵カップルのお家に度々お邪魔してご飯作ってもらったり(本当に心からお世話になりました♡♡そしてこれからもよろしくお願いします♡♡♡)透き通ったガンガーも見れたり、映画監督の勉強をしているチェコ人のドキュメンタリーに出演したり(まさかのこの英語力で。笑。)なにかと面白いことがありました。また次のどこかで何と出逢ってどうなるのか、、予測不能のまさるとあかねの旅路はもうしばらく続くようです。。
<あかね♫>