2010年8月11日水曜日

振り出しに、もどる。。。


即墨で軟禁にあって4日目、ようやく現在地のはあくが出来て5日目にやっと、脱出することができました!!次に向かうは…そう!青島です。先に進めません。むしろ戻ってきちゃいました。。。あかねが出国のときにどこからか持ってきた「スマイル青島」ってフリーペーパーに青島のバス路線&地図が載ってたのが決め手でした。(あかねはよく、色々なものをもらってきます)バスで2時間、高速を走ってなんとか青島の「どこか」に着きました。即墨に比べたらまだx2ましです!汗だくになりながら、旅館(中国の安宿)が集まるとされる青島駅までやっときました。周りは、そう!旅館だらけ!!これは旅館バイキングだねぇ♪とか話しながら、目についた旅館に入ってみると、忘れてました!英語は通じません。筆談、、通じません。そしてなぜか宿に泊めてもらえません。2件目、3件目、泊まれません。片言の筆談で少し見えてきました。外国人は地元のみんなが泊まる「旅館」には泊まれないことになっているみたいでした。ましては、中国語の全く出来ない自分たちは相手にもしてもらえませんでした。何件も「旅館」のはしごをしている間に、やさしいおばちゃん達がみかねて集まってきました。おぼろげな筆談の中、「銭、少?」の質問に「銭、無」と書いたときはさすがに惨めなおもいをしました。迎賓館(ツーリスト宿)は300元(4,500円)。これが自分たちで探した最安値でした。おばちゃん達が色々とTELいれて探してくれた結果、228元(3,400円)がでてきました。おばちゃんに着いて行くとそこは20階建てくらいの「迎賓館」。案内してくれたおねぇさんが6階の部屋を案内してくれ、「ここが168元(2,500円)で、向こうのすこしいい部屋が…」「ここでお願いします!」っというやりとりのなか、なんとか生活できる部屋に泊まることができました。すぐに両替に出かけて、やっと一息つきました。
「スマイル青島」だけが頼りです。脱出計画にあたり、インターネットの無線LANがとんでいるところをさがしました。行き着いた先が、日本食レストラン『茶茶』。牛丼セット(15元)たべながら格安航空券をさがします。ここ、青島は国際空港がありますがあまり就航がありません。なによりもVISAがのこり1週間を切っています。最悪、来た船で日本に帰ってこっそり。福岡空港〜バンコクあたりに飛ぼうかと話していました。っと、そんなおりネパールのカトマンズ行き(1人 32,000円)の予約画面さわってたら予約完了してしまいました。安いなぁ→どんなチケットなんだろう→予約完了。あっというまの出来事でした。急に忙しくなりました。
e チケット。あまり聞き慣れないチケットです。振込確認はok。今までの数少ない経験から行くと、確かパスポートNo入れる画面が出てくるはずなんだけどなぁ、あやしいなぁ→ほんとに飛べるのかなぁ。こんなことを考えながら青島国際空港へ向かいました。空港のカウンターでe チケットみせると、「あ、わたし英語わからないから発券できません」この時、今まで中国で英語が通じないストレスが一気に爆発しました。じゃぁ、なんでここに座ってるんだよ!出来ませんじゃ帰れません!!etc...
結局、英語ができる人を連れてきてもらい、チケットを見せると、予感的中。「パスポートNoが書いてないから無理です」いやいやいやいや、お願いします!ほんとにお願いします!!さっきと形勢逆転です。なんとか発券してもらい青島〜チケットに載ってない場所で1時間乗り継ぎ〜昆明に。ここでこの旅最大の危機が起こりました。まさるはタバコを吸うのですが、そんなまさるにとってX’masプレゼントにあかねからもらった魔女の宅急便のジッポは、Iphoneよりもパスポートよりも大切なジッポでした。もちろん、航空券よりも。イミグレーションでのことです。荷物を預けて中国を出国して手荷物検査でジッポがひっかかりました。
「これは没収です」
「いやいやいやいや、んなことはできない!」
「じゃぁ、搭乗はできません」
「これは絶対に渡さない!!」
ジッポの石を抜いてもX。動揺したまさるは、出国したての中国に不法入国→空港のカウンターで、「手荷物としてジッポ1個、ネパールに送って!!Help me!!!」拝みに拝み倒してなんとか送ってもらいました。そんなこんなでなんとか中国、脱出でした。

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