2010年8月16日月曜日

アジアン雑貨の街 in タメル


格安航空券でネパールのカトマンズにやってきました。格安航空券とは、正規の航空券と違ってなにかと不便なところがあります。自分たちの航空券も例にもれず、到着したのが24時前でした。この時間から宿探しはむずかしいかなぁ。空港で1泊したほうが無難だなぁ。そう思いながら真夜中になんの知識もないあこがれの地・ネパールに着きました。
5教科の中でも一番苦手な英語(1番好きなのも英語です。中津野先生♫)での質問&記入。入国審査は移動するときの一番きんちょうする瞬間です。もたもたしてたんだとおもいます。ネパールのおじちゃんが、書いている途中の用紙を持ってっちゃって、適当に質問&記入しだしました。こ、これは助かるっ!VISA取得にあたり、
3ヶ月=$100用意してカウンターに並ぶと、申請用の顔写真を預け荷物の中に入れてたのをおもいだしました。時既に遅し、ヤケクソです。「おじちゃん、写真がバックパックの中に…」「……いいよ、OK!」おぉ、ネパール!なんて適当なんだ!これが第一印象でした。(結局、適当なところに助けられました)自分たちは多分、最後の旅行者だったらしく空港もガランとしてました。しかし、タクシーのおじちゃんたちは、逆です。10人以上に囲まれて、イミグレーションよりもシツコイ質問攻め。「どこに行くんだ?」「こいつのタクシーはやめとけ」「おれのタクシーは一番安い…」etc…結局、外で客待ちしてたおじちゃんのタクシーに乗りました。ネパールの車は、セルでエンジンがかかりません。押しがけでかけます。(このタクシーだけみたいです)先行き不安の中、タクシーは真っ暗な道を路地から路地にヘッドライトの灯りを頼りに走ります。30分弱はしりながら、ゲストハウスを紹介するって方向に話がまとまっていました。んんん…ボラレルな。そう思いながら着いたゲストハウスは、カンサァGH。
なかに入るとフロントの兄ちゃんが部屋に案内してくれ、フロントに戻って、ラウンド1のゴングが鳴りました。
「450ルピーでどう?」
「いやいやいやいや、250じゃないと泊まらないよ」(←なんの根拠もなしで)
「わかった、300でどうだ?」→「お願い、300で勘弁して!」
なんの根拠もないのに「ボラレてる」とおもっていたまさるは、とっくに0時をまわって、まったくあてのない街でゲストハウスをさがす余裕なんてないのに、振り返るとなぜ、あの時強気だったのかはわかりません。結局、ここに300ルピー(360円)で泊まることになりました。
朝おきると、知らない部屋にいました。あれは夢だったのかとおもうくらい、昨日はいろいろなことがありました。水を買いに街に出ました。そこは、街1つ、アジアン雑貨でした。おぉ、ここはネパールだっ!!散歩♪さんぽ♫
自分たちがいる街はそう大きくないタメル地区ってところでした。安宿があるメジャーなところみたいで、お土産屋さん&トレッキング用品屋さんがびっしり。でした。カトマンズには、2週間以上いました。あかねが体調くずしたのもありましたが、それはもう心細いものでした。早速、海外保険つかうのか?これはただの風邪か??そんなこんなしてる間に、5日目にようやく治って一安心でした。日頃はまさるのほうが体調崩しやすいんですが、まだ大丈夫みたいです。そんなこんなで長居したカトマンズで、自分たちが行ってみたところです。↓↓↓↓↓

<ボダナート>
ここは、ネパール最大のストゥーパがあることで知られています。そして、モンキー・テンプルもボダナートもチベット仏教の聖地です。チベット仏教はあまりなじみがなかったのですが、5体倒地しながらチベットのラサを目指す人たちがいる仏教です。町はストゥーパを中心にできており、その大きさはものすごいです。一周5分くらいはかかったとおもいます。なによりも、5体倒地されてるチベット仏教のひとたちを目の当たりにすると、文化ひとつ、宗教ひとつで、こんなにも生活やスタイルがかわるんだなぁ、っとおもいました。ここもたしか世界遺産だったとおもうのですが、他の世界遺産と違ってとても大切にされてる感じがしました。タメル地区からマイクロバスで1時間。ハイエース20人乗りです。帰りは歩いて帰りました。。。

<ダルバール広場>
この旅初の「世界遺産」です。周辺には5、6カ所の世界遺産があります。ここはそのひとつです。
広場にはお土産屋さんやクマリの館など、ゲストハウスで借りた地球の歩き方に載っている名所のオンパレードです。自分たちは、観光っていうか見所を見に行ったよりも、雨宿りの2時間がとても印象に残っている世界遺産です。彫刻の細かい壁とか、あまりにも悠然としている神様(牛さん)とか、とてもいいところでした。
(ネパールのみなさん、ゴメンナサイ…)


<パシュパティ ナート>

ここも世界遺産、ガンジス河の源流です。
朝は早い時間から沐浴して、亡くなった人たちは川沿いのガートと呼ばれる火葬場で火葬されます。その河で子供達は楽しそうに泳ぎ、お父さんは夜ご飯になるだろう魚を釣り、おかあさんは洗濯します。自分たちはインドに行ったことがないのでヒンドゥ教にふれたのが初めてでした。インドではガンガー(ガンジス河)でよく見られる光景みたいです。
生活のすべてが一体となり、独特の空気感があるところでした。
自分たちは歩いて(タメルから7kmくらい)2回来たのですが、入場することはありませんでした。世界遺産はどこも入場料をとられるのですが、地球の歩き方(最新版)に載ってる入場料の2倍、500ルピー、ふたりで1,000ルピーが払えずあきらめました。一泊300ルピー、一食60〜100ルピーの物価が少しずつ馴染んできたネパール10日目のことでした

<モンキー テンプル>
ここはネパール最古のストゥーパ(お寺)です。「その昔、カトマンズ盆地は湖でした。その真ん中の、蓮の花から産まれた仏様をたずねて偉いお坊さんが来たところ、大蛇が暴れて民を苦しめていました。お坊さんは剣で山を開き、湖の水と一緒に大蛇もいなくなり、そこに出来たのが今のカトマンズ」そのお坊さんが祭られているお寺がここです。

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