2011年1月18日火曜日

ちょっとヨリミチ in アジメール

プシュカルに滞在中、バスで30分の隣町アジメールへもちょっと遊びに行きました。プシュカルがヒンドゥーの聖地なのに対し、アジメールはイスラムの聖地らしいです。
私たちは、あんまり観光スポットには入らず町をブラブラしていましたが、プシュカルでは食べられない肉を食べたり、バザールもツーリストエリアのプシュカルとはひと味違い、地元な感じで楽しかったです。



私たちがブラブラ歩きながら辿り着いたのは、プシュカルのそれとは比べ物にならないくらい大きな湖(水は汚い)。そこは大きな公園になっていてインド人がいっぱいくつろいでました。私たちは、湖の近くでしばらくボケーっとしていたのだけど、隣に少年が座って私たちの方をジーっと見ているのに気付き、目が合ったので取りあえずニコっと笑って挨拶がわりに首を斜めに傾ける仕草をしてみました。(インド人もネパール人もYESの意思表示とか、目が合ったときとか、首を斜めに傾けるんですよね。私はこの仕草がかわいらしくて好きなのです。)それでその子もニコってして、帰る時もバイバイして立ち去ったのです。
それで終わればよかったのですが・・・「ハロー!」と呼び止められて振り向くと、手を出して「100ルピー。」・・・はああああああ。一瞬で気分は台無し。その子は物乞いではありません。きれいな服を着ている、一般家庭の男の子だと思います。
インドにはたくさんの物乞いがいます。でも、本当に困ってるわけでは無くて、外国人を見つけると取りあえず「スイーツ!!」とか「マネー!!!」って手を出してくる子供達(たまに大人)も、いっぱいいるんですよね。だから、子供達と接する時に、またお金とか言われるんじゃないかなあって頭の中にあったりして、ちょっと恐いし、言われるとやっぱり悲しくなります。そしてどっと疲れます。これさえなくなれば、インドの子供達って人懐っこくてかわいいし(みんなじゃないけど)もっと仲良くなれる気がするのだけど・・・。



あともうひとつ、私たちが行ったところは『アダーイ・ディン・カ・ジョーンプラー』。ここは、アジメールの中で一番行きたかった所です。でも狙って行ったわけでもなくて、歩いていたら、インド人に「あっちだ。」と言われ(何も聞いてないのに)行ってみたら辿り着けた感じでした。
ここはインド最古のモスクのひとつで、イスラーム勢力が侵攻した際、ヒンドゥー寺院などを打ち壊した石材を使って「2日半」で建てられたと言われているそうです。その彫刻は本当に素晴らしくて・・・感動・・・・している間もなく、インド人にわっさ〜と囲まれ『一緒に写真撮ってくれ』攻撃☆しばらくしてそれが終わると子供達に囲まれて『俺たち写真に撮ってくれ』攻撃☆★自己主張強過ぎだから。
結局モスクはあまり見れず、追われるように(いや、追われながら)出て来たけど、ここはおススメです。外国人が珍しいらしく群がられますが、素敵でしたよ♫
プシュカルを訪れる方は、お隣のアジメールまで足を伸ばしてみるのもいいかもしれません☆




<あかね>






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