2011年2月26日土曜日

砂漠の町 in ジャイサルメール

正直、最初に感想を言ってしまえば「行かなくてもよかったかな」的な町です。

ジョードプルからバスで5時間くらいの所にある町、ジャイサルメール。ココまで来ると、だいぶパキスタンとの国境に近づいてくるので、バスで移動中も、戦車が走ってたり、砂漠(荒野?)に戦車がいっぱいいたり、軍用機が空を飛んでいたり、国境なにおいがプンプンしてきます。                                                                 
日本もだけどさ、隣国との関係って何でこんなにうまくいかないんだろう?力を誇示したり威嚇したりしないと国境って保てないのかな?(ネパールとインドのようにスルスルな国境ももちろんいっぱいあります。)
わたしは、このような旅をするまで、外国の情勢に対してとても無知だったので、旅に出てから考えさせられることが本当に多いです。そしてもっと知りたいと思ってます。
わたしは、生まれた時から日本は平和だったから、平和な事が普通だったけど、でもこれって本当にずっと保たれるの?
とかモヤ〜っと考えていたら、ジャイサルメールに到着!!!
戦いの幕開け!!!ボヤーっとしてらんないいよッッ☆
「アニョハセヨ〜♫」(コリアンじゃないし)
「こんニチは〜ゲストハウスどこトマルの〜?」(あなたの所だけには泊まらない)
「リクシャ、フリ〜!!」(嘘をつきなさい、あなたたち。)
ビックリしたのが、噂にチラリと聞いてはいましたが、こんな外れにある町だから必死なのか、今までのわたしたちが経験した客引きの中で、一番、ウザくてしつこくてセコくてキモイインド人だらけでした。
ジャイサルメールへ行く人は、バイク旅かチャリ旅で行きましょう☆★
わたしたちは、ジャイサルメール自体は嫌いではありませんが、ココに滞在中、到着バス停や、お土産物屋さんや、普通の商店で嫌な思いをいっぱいしました。
1度本気で頭にきたまさるは、喧嘩みたいになってしまい、その後の滞在中はインド人に対して心を完全に閉ざしていました。わたし的には、まさるは人間力があって、いいインド人を引きつけるし、いつもすごく仲良くなるので、元気が無くなってちょっと可哀想でした。


でも☆こんな嫌なインド人が多く居るのは、砦の中の方です!!ジャイサルメールは大きい砦があって、中にも外にもたくさんゲストハウスがあります☆(わたしたちが滞在していたのは中の方です。)
中はやはり町並みもかわいいけど、ツーリストしかいないので色々な物がボラレ価格なのです。外はマーケットなんかもあって、ローカル感があるので楽しいです。
砦の外の、もっと外側の方なんかは、雰囲気も落ち着いている上に、町並みもかわいいのでお散歩におすすめです☆

この町の目玉、キャメルサファリもせず、ほぼお散歩したりお茶したり、チームジャイサルメールのみんなとご飯食べたり、夜景を見ながら語ったりして過ごしたジャイサルメール。(ちなみにキャメルサファリの相場は普通で1400ルピー、安い所で700ルピーくらいらしいです。乗り心地はかなりハードだそう。)
ゲストハウスの屋上レストランからの眺めも大好きだったし、部屋もへんてこりんな作りでお気に入りでした☆お湯もゲストハウスの人にお願いすれば火を焚いて作ってくれるので、久しぶりにお湯の熱さもお湯の量もジャパンクオリティーを体験できました♫
わたしたちは行かなかったけど、砦の中のジャイナ教寺院はなかなか見応えあるそうです!わたしは、ジャイナ教寺院の外観が好きなので機会があったら、この先どこかで入ってみたいなあと思っているところです。

なんだかんだと思い返せば楽しかったようなジャイサルメール。でも、もういいや。なんかすごく疲れたし。まさる元気ないし。
チームジャイサルメールのみんなが、それぞれの目的地へ旅立って30分後。わたしたちの旅立つ時間もやってきた。
「あかね、ディウすごくいいらしいよ。今そこでコリアンにめっちゃおススメされた!」
ふ〜ん、そうなんだあ。ディウは、わたしたちがインドへ来るきっかけになった、バイク旅カップルが今目指して走っている所。行けば会えるかなあ。まあ、次の目的地、アフマダバードで考えればいいかあ〜とボンヤリ考えながら、わたしたちのバスも出発です。


さようなら、ジャイサルメール、もう2度と来ません。
と誓った15分後、夫がまたココへ来たいと言い出しました。
理由はこの風景。。いつか、バイク旅でこれたらいいね☆☆

<あかね>

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