2011年2月26日土曜日

ゲストハウスに泊まれない街 in アフマダバード

アフマダバード行きのバスは、ジャイサルメールを17時40分頃出発して翌日の朝6時頃到着予定です。ダブルスリーパーで一人370ルピー(約740円)くらいだったと思います。(ちなみに、ジャイサルメールでバスのチケットを取る時は、ジャーマンベーカリーで取るのがお手頃価格です♫)中も思った以上に快適な様子で一安心です。

早速中へ乗り込んで、わたしたちの席の扉を開けると、中に既に人が。席間違っちゃって既にくつろいじゃってるコリアンカップルに逆にびっくりされてこちらもビックリ。
この方達、どこかで見たと思ったら、ジャイサルメール駅へチケットを予約しに言った時(しかし、ジョードプルに引き続きまたしても買えませんでした。泣。)わたしたちの後ろに列んでいた方達でした。
その時は喋らなかったものの、彼らは駅の窓口で30分以上インド人と格闘していたのがすごく印象的で覚えていました。
すると、向こうもわたしたちを覚えていてくれてきっと縁があるんだろうなあと、この時に感じました。
旅先では、本当に縁のある人たちは、何も約束しなくても、再び逢うのが不思議です。こうゆう出逢いをもっともっと大切にしていけたらなあと思います。
とか思いながら、ほぼ眠れないまま、予定より1時間近くも早く朝5時にアフマダバードへ到着です。早過ぎます。


話を聞くとコリアンカップルは、今日のうちに新たにバスを乗り継いで、噂のディウへ向かうそう。ディウへはガバメントバス(政府が運営しているローカルのバス)がたくさん出ていると他のコリアンの友達(多分まさるがジャイサルメールのバススタンドで会ったコリアン)から聞いてきたそうで、そのバスの始発まで駅で待つと言うのでなんとなくついて行ってみました。
「・・・このままディウに行くのとアフマダバード、どっちがいいよ?」
夫の言葉に妻は唖然。それはちょっといきなりすぎませんか?
だってわたしはアフマダバードに見たい物があるのです。階段井戸とかかいだんいどとかカイダンイドとか・・・階段井戸しかないことにも唖然。
えっっっでもやっぱりいきなり過ぎます。何よりも疲れています。これからバスにまた10時間くらい乗るのは心の準備がないと無理なのです。
「じゃあ、まあ宿探しだね。」
と、夫の言葉に安心しコリアンに別れを告げました。
ああ、本当にマジでよかった、これからまたバスとかしんでしまうわ〜と、唯一知ってるゲストハウスを訪ねると・・・
「フル!!(満室だよ!!)」
ついてないなあと思いながら次の宿、「フル」。あれ?次の宿、「ふる」・・・次、「Full」。。あれ〜〜〜!?え、こんなの初めてなんですけど(泣)
と、道路向かい側のホテルへ渡ろうとすると、「そのホテルは三ツ星ダゼ☆」とリクシャのおじさんが現れた。「俺のリクシャは10ルピー☆チープなホテルを紹介するぜ☆」とおじさん。いつもなら絶対に乗らない。コミッション分で宿代高くなっちゃうし、うさんくさい。だけど、わたしたちは疲れていたのです。取りあえず、わたしたちが泊まれる値段の相場を伝えて、探してもらえるようお願いしました。
5件以上回ったと思います。
全てフルでした。わたしが大都会を舐めていたのですね。チープなホテルはおそらく、田舎から来たインド人出稼ぎ労働者も多く利用することからなかなか空いていないようです。

リクシャのおじさんには「120ルピー」と言われたので、「30ルピーあげるね。」と言って引き取ってもらいました。(やはりお金で揉めるので、やはりこの手のおじさんにはついて行かないと誓いました。)
宿泊場所の無いわたしたち、残る選択肢はただ一つ。
「ディウへ行こう!!」
大人しく最初からディウへ行くって言えば良かったな☆ 
余計に疲れただけの、アフマダバード滞在約3時間くらい。リクシャはこりごりのわたしたちは、ディウ行きバススタンドまでフラフラ歩いて行きましたとさ。

0 件のコメント:

コメントを投稿