2010年12月7日火曜日

ヒンドゥー教の聖地 in バラナシ

ネパールでインドを旅してきたみんなが、み〜んな!
「バラナシが1番よかった!!」
っと言っていたのを頼りに、インド国境越えしてスノウリという町から、ゴラプールと呼ばれる鉄道の大きな駅がある町まで、ローカルバスで3時間。電車待ちに5時間弱→寝台2等で6時間ちょっとかけて(長いっ!!)スノウリ駅に朝の4:40に着きました。まだ、夜も明けていない真っ暗の中、インドのラッシュ&コンボのリクシャ(自転車タクシー)の掛け声をかわしながら、なんの根拠もないままカンだけを頼りに夜のバラナシをガンガー(ガンジス川)目指して5kmくらい歩きました。
ココは、ゲストハウスなどツーリストエリアは、大体ガンガーのガート(沐浴するところ)に集まっています。着く頃には、ちょうど日の出と重なりとてもラッキーでした。ガンガーで沐浴する人々を見ながら、いよいよインドに来たんだなぁ、っとおもっていると、インド人のおじちゃんが、
「ナマステー♪」
っと言いながら握手を求めてきました。
「はぁい、ナマステー♫」
そうして握手を交わした瞬間!おじちゃんがまさるの手を流れるような華麗な手つきで、そのままマッサージにもっていきました。 ???いや、これはなんだ!?
「いやいや、No thank you!!」
慌てて振りほどいた手を、おじちゃんはものともせず、
「はい、10ルピー。」
「なんじゃコリャ!!?」これが、インドの始まりでした。
バラナシは、ヒンドゥー教の聖地として知られている場所です。
朝に夕に沐浴をする人。
洗濯をする人。
亡くなられた亡骸を、色々な人々に囲まれながら火葬して、その灰を流す人。
トイレしてる人。
コインを投げてお祈りする人。
そのコインを、強力な磁石にヒモをつけて集める子供。
何もかもがココには詰まっていました。ガンガー以外、特に見所がないように感じた自分達は、駅の近くのマクドナルドにランチとりにいったり、シバカフェっていうネパール人のスタッフがたくさんいるカフェで夜ご飯食べたり。毎日、そんな感じでした。ガンガーは、とても魅力があるのですが、1週間も居れば、自分達は飽きちゃいました。
よくガイドブックに、「日本語を話すインド人には気を付けて」って、書いてあります。っが、日本語を話すインド人にも、
「日本語を話すインド人は、無視した方がいいですよ」
って言われたのには驚きました。ヒンドゥー教の教えの中で、「全ての罪は、ガンガーの聖なる水で清められる」っと、ガイドブックに書いてありました。なるほど!
昼間にウソをつく→夕方に沐浴→夜にウソをつく→朝に沐浴
きっとこの方程式が、騙す人達のなかにあるんだな☆っておもいました。でも、当然ですが、悪いインド人だけではありません。
まさるの旅の間のコレクション(行った国の1番小さいお金を集める)の話を、いつも買い物をするお店のおじちゃんとしていた時、向かいのお店のおじちゃんが、
「こっちにコイ!これは珍しい1ルピーの紙幣だから、お前にやる。」
しばらくして、また同じおじちゃんに呼ばれて行ってみると、
「25サタン(1ルピーの1/4)をお前にやりたくて、ポケットの中に2日入ってたままだ。」
そういいながら、楽器を買えとか言うわけでもなく、コインをもらったり☆そんなこんながあった、コインのおじちゃん&いつも買い物してた仲のいいお店のおじちゃんに5円玉をプレゼントしました。
「これは、ジャパニーズ・ラッキーコインだよ☆」
すると、お店のおじちゃんは、何か探し始め、20ルピーのチョコレート2枚をプレゼントしてくれました。
「それは、2ルピーくらいの価値しかない日本円だから、気にしないで!」
「いや、おれはお前たちのカルマが好きだ。またバラナシにきた時は、必ず遊びに来いよ!!」
「イ、インド人、メチャクいいじゃん!!!」
そんなこんなで、ヒンドゥー教の聖地:バラナシを後にしました☆★☆

ただいま、リシュケシュという町に居ます。インターネットが出来ない為、写真のUPが出来ません!後日、写真をUPさせて頂きますm(_ _)m

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